罪の奴隷

私は崩壊した家庭で生まれ、母から離れて育ちました。その一方、他の子が夢見る贅沢なものはすべて与えられていました。しかし、私が望んでいたものは、家族全員が揃った温かい家庭でした。祖母は私を愛し、気遣ってくれましたが、私の人生には何かが欠けていました。高校を卒業し、フィリピンのトップ大学の一つに合格しました。入学前の休暇中に、日本にいる母が私と祖母を日本に招待してくれました。外国旅行に胸を膨らませ、うきうきする私に、母は大学に行かせる余裕はなくなったと言いました。キャリアを追求するという夢は途切れ、私はとても落ち込み、苛立ちました。私は母の決断を後悔させようと、毎日、昼夜友人とたむろし、パーティに行き、酒を飲み、タトゥーを入れ、派手な化粧、下品な服を着て、遊び歩いていました。

 

救いの日

私の悲しみと虚しさは癒されることなく、十八歳の時、妊娠しました。その時、私が望んだのは、子どもに普通の家族を与えることだけでした。しかし、夫との関係はうまくいかず、二人目の子の誕生まで続きました。三人目の子が誕生した後、友人夫婦が私たちの家を頻繁に訪問し、聖書の話をし、教会へ誘いました。当時、私達は自分達の生活に満足していたので、その訪問を喜んではいませんでした。ある時、その友人宅での集会で「見よ、今は恵みの時、今は救いの日です。」という御言葉を聞き、人間は皆罪人であり、行先は地獄であること、しかし、イエス・キリストは私の罪の身代わりとなって十字架にかかり死なれたこと、そして三日目に甦えられたことを知りました。私達はこのお方を救い主として受け入れ、罪から救われ、神の子とされました。

 

主の恵み

私は変えられました。下品な服を着ることを恥じ、主が与えてくださった体をどれほど汚し、傷つけたことを悟りました。また、私は周りの人たち、特に私が最も苦労をかけた母を気遣い、愛することを学びました。私はできる限り、聖書を学び、福音(良い知らせ)を分かち合いました。主の恵みにより、私はそれぞれの家族と福音を分かち合うことができました。今、私たちには二人の女の子と一人の男の子が与えられ、私がずっと望んでいた家族全員が揃った温かい家庭をイエス様を中心として築くことが出来ました。私にはかつて父はいませんでしたが、神様が私のお父様となってくださり、弱った私を強め、励ましてくれました。長女・次女はイエス・キリストを信じ、救われました。今、私たちは主が導かれたこの教会へ家族全員で集っています。

 

もし安らぎを求めている人がいたら、イエス様のところに来てください。もし自由がないと感じていたら、イエス様のところに来てください。もし誰からも愛されていないと感じていたら、イエス様のところに来てください。もし将来が不安なら、イエス様のところに来てください。もし希望をなくしていたら、イエス様のところに来てください。イエス・キリストが私たちの罪の代価を十字架の上で支払ってくださり、その後、三日目によみがえったことを信じてください。あなたもイエス・キリストを自分の救い主として受け入れませんか?

 

「この方以外には、だれによっても救いはありません。天の下でこの御名のほかに、

私たちが救われるべき名は人間に与えられていないからです。」

使徒の働き 四章十二節